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過去のクーBLOG(レバノン料理編を参照下さい)で出て来たクー呼称、鳥取砂丘チーズ、別名「チーズ・キュッキュ」、 正式名称【halloumiチーズ】、キプロス共和国ならではのスローチーズです。 日本では殆ど知られていないチーズ、今回その秘密を探りに現地PITTAS社を訪問しました。 これがhalloumiチーズです。原料は牛+羊+山羊のミルク。とても固い、ハードチーズ(と言って良いのかな)です。 日本の皆様にご紹介するにあたり、どうやって紹介しよう?と困っていましたら、 ◯グリルしても美味しい! ◯粉状にしてパスタにかけても美味しい! ◯揚げても美味しい! ◯そのまま食べても美味しい! と商品裏面に記載されていたので、ヒントが得られました 実際にグリルして食べてみる事に。数分焼くだけで・・・ワォ この間食べたものと比べて単にグリルしたものは塩辛くないではないですか!脂肪分が少ない事は そのシンプルな味から明確に理解出来ます。これはダイエット食品としても、またヴェジタリアン料理の素材としても (ヴィーガンは×、ですね)イケる!と判断しました 食感も「キュッキュ」していて、これは鳥取砂丘のままでした。 その他にもフェタチーズ、リコッタチーズ、セミドライチーズ・・・たくさんの種類を製造しています。 でも、クー的にはまずは「halloiumi」に集中しようと思ってます。 そのまま食べると、食感含めて日本のかまぼこに似ていますが、そこはやはりチーズ。味わっていると フレッシュなチーズ本来の旨味が口に広がっていきます。 ー商品情報詳細は最寄りの支店CRまでお気軽にお問い合わせ下さい!ー 少しだけ製造工程をお見せしちゃいます。 これは収穫したてのミルクを煮詰めてチーズが出来てきたものです。 この状態はモッツァレッラととっても良く似ています。 それを容器に詰めていきます。何か、おぼろ豆腐みたい 上からプレスして水分を押し出しちゃいます。 それをもう一度高温の塩水でクックします。 これはハーヴ入りの製品を造っているラインでしたので、ハーヴソルトを上から振りかけます。 全て手作業で二つ折りにして最終製品の形に整えます。 形が出来たら冷水(塩水)で一気に冷やします。アツアツの状態では触るとソフトなのに、この工程が終わると、 一気に「halloumi」独特のハードタイプに様変わり。 料理法で面白そうなのは、その他にもベーコンと一緒に焼いてピタ(薄いパン)に挟んで戴くも良し、 鉄板焼きで「溶けないチーズ」として出すも良し、お醤油で焼いて海苔で挟んで地中海風磯辺焼きで戴いても良し・・・ いろんなメニュー展開が可能だと思います。近い将来、皆様にご紹介させて戴けるように頑張ります! クーの行く食品加工メーカー様はその殆どがスローフードを造る小生産者の方々が殆ど。 ここPITTAS社は創業1939年の老舗で、キプロス島で初めて量産化に成功した会社様です (もともとhalloiumiチーズは、キプロス島の各家庭で造られる家庭料理です)。 左が創業者、今のPITTAS社長のご尊父様。 PITTAS社の製品はその品質の高さから数々の賞を受賞しています。また世界各国にも輸出しており、 特にEU諸国への輸出実績が大きくなっています。最近では健康志向の高まりから、ダイエット食として 人気急上昇のチーズなのです(英国のマーク・スペンサーのPBも造っておりました)。 歴史と伝統のある食品加工メーカーというのは、大小拘らず本当に魅力的ですね。クーはいつも社長室に飾られている その会社の歴史や伝統に触れるととっても嬉しくなり、またそんな会社様との出会いを365日させて戴けている 今の環境に心から感謝しちゃいます。 これはキプロス島で使われていたミルク入れ。小物もとっても可愛いものが、この島には揃っています。 工場に運ばれて来たミルクの荷下ろし風景。1950ー1960年代の写真とのことです。 左がPITTAS社長。お腹がとっても立派な(人の事が最近言えなくなってきている、クー )方です。 クーが訪問するということで本当は英国に出張であったのを1日ずらして待っていて戴きました。 この場をお借りして「有り難うございました! 」 社長の真心込めて造ったキプロス島特産の「halloiumi」、近い将来日本の皆様に一所懸命紹介しますからね! これからもずっとずっと美味しいチーズ、造り続けて下さい
by healing_blue
| 2008-03-27 21:02
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