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こうして収穫されたばかりのオリーヴの実は、搾油工場に搬入されます。 この光景はちょうど年に1度の今の時期に、伊太利亜の至る所で見る事ができます。 緑色が鮮やかな若くて青々しいオリーヴの実。ここトラパニでは 今年のオリーヴは豊作です! これがホッパー。収穫されたオリーヴの実を投入するところ。 ここでも回転フォークが大活躍です。 ホッパーに充填されたばかりのオリーヴの実。 まずはこの装置で枝と葉っぱが取られます。 そしてオリーヴの実だけが次の工程に運ばれていきます。 これが強力なウォッシングプラント。 綺麗に洗浄されて。。。 ほら、ご覧の通り、綺麗なオリーヴの実が出てきました。 ほら、綺麗でしょう? そしてこれがペースト状にすり潰されたオリーヴのペーストから オリーヴオイルを抽出する機械。全自動のスグレものです。 温度は27度以下に設定されています(コールドプレス製法)。 あっ、ペーストだ。 ご覧戴けますか、ペーストが真緑なのを! これこそがエキストラ・ヴァージン・オリーヴオイル 【MARRACCO】 の原料となる青々しいペーストです! パンに塗って食べたいくらいです(笑)。☆ ☆ちなみにペーストはとっても苦いと思います。 そしてこのペーストからオリーヴオイルと水を分離する装置。 向かって右側が水、そして左側からはオリーヴオイルが出てきます。 そしてこれが搾油したオリーヴオイルを充填する装置。 見てみるかい? ドキドキ・・・ あ~、出てきた出てきた! く~にとっては地上最高のオリーヴオイル! このグリーングリーンした若々しい色と艶(つや)! オリーヴの青々しい香りが周囲を覆います。 抗酸化物質そのもの、アンチエイジングに最適。。。 このあたりについては、↓ を参考にされるのが間違いないでしょう。 http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail493.html 搾油したてのオリーヴオイル。シングルヴァラエティです。 【MARRACCO】 は、チェラスオーラ(70%)&ノチェラーラ(20%)&ビアンコリッラ(10%) の3種類のオリーヴオイルを絶妙にブレンドしたものですから、このオリオは厳密には 【MARRACCO】 でも 【XV】 でもありませんが、既にその強力な香味の片鱗は見せつけています。 どうですか、この無濾過/絞りたてのエキストラ・ヴァージン・オリーヴオイルの 青々しく深みのある緑色! 飲んだ後に喉の奥に広がるピカンテ(辛味)は質のよいオレイン酸が ふんだんに含有されている事を体感させてくれます。 これが体にいいんだよなあ。 これがオリオのタンク。シングルヴァラエティを入れ終えたら 別のシングルヴァラエティを継ぎ足しながらブレンドしていくという製法を取っています。 無濾過ですが、自然沈降によりタンク下にオリが溜まるようになっています。 可能な限り自然の力に逆らわずに造られるオリーヴオイル。これもまた Slow Foodのコンセプトに合致している思います。 タンクの中にどれだけオリーヴオイルが在庫されているかが 一目瞭然の計測器。 【MARRACCO 2009】 モノは、まだタンクの中にあと少し在庫ありますから、 どんどんご注文戴ければ2009年モノをすぐに押さえます☆。 ☆ガルッフォも2010年モノがどんどんできてくるので、 タンクを空にしてしまわないといけないのです。 この工場で搾油されているガルッフォの作品の数々。 これが彼の取扱レインジの中で最高級グレードである 【MARRACCO】。 それからディフュージョン(といっても若干の配合比率が変わっていることと D.O.P.を取得していないだけの違い)ブランドの 【XV】 が左に見えます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 初絞り【MARRACCO】をじゃぶじゃぶかけてパーネ・クンザート(cunzato)を 食べたかったので、予めお願いしておいたんですが、何と本当に造って下さいました! まずはシチリアンブレッドをこのように切って、そして 【MARRACCO】 をじゃぶじゃぶかけます、 そう、べっちょりするまで。まるで緑色の絵の具を乗せているかのよう。 既に涎(よだれ)が口の中に一杯です。 そしてこれが重要です。こうやって思いっきり手でパンを押しつぶします。 これがクンザートの特長です。 浅漬けのペコリーノチーズのスライスをこうやって たっぷりとパンの上に乗せていきます。 ここでオレガノ!手ですり潰してたっぷりとパンの上に振りかけます。 これはアンチョヴィ。いろんなヴァリエーションがありますから、 これ!っていうものはありませんが、今回はトマト抜きのチーズとアンチョヴィの クンザート。 そしてまた 初絞り【MARRACCO 2010モノ】 をふんだんにぶっかけます。 そしてまた手で押してから いよいよカッティング。カットする毎に中から 【MARRACCO】 が溢れ出してきます。・・・ヤバい・・・本当に美味しそう・・・ そして、あとはかぶりつくだけ。んまい~っ!!! 今度、甲府市のショップのほうで定番メニューにすることを考えています。 皆様、どうぞ乞うご期待下さい!】 おまけ・・・ く~達はパーネ・クンザートを食べて、すぐに空港に向かう必要がありましたが、 帰り間際、搾油工場の外に出ると、フィッシャーマンが新鮮な魚を売りにきていました。 おやおや、伊勢海老もあるぞ。 昔ながらの分銅を使った秤売り。シチリアならではの光景です。 特に山間部等は、こうやって海岸線に住む漁民の方々が、 その日収穫された新鮮な魚を行商するというのが文化になっています。 だからこそ、海が荒れて漁ができない時などは 『今日はいいお魚が入らなかったから、また今度!』 という、鯔背な言葉が飛び出すのですねえ。 自然に逆らわない生き方。これもスローフードの考え方なんだと思います。 ガルッフォのランチもここで買ったお魚料理になるとのことでした。 次回次回!く~達も次回来たら絶対にバーベキューだ! そうガルッフォと確約をして、別れました。
by healing_blue
| 2010-10-26 15:09
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