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現在クー達はシチリアからガロ社のパスタを輸入しています。 最近急にご注文が増えてきており、こちらも在庫が底を付く商品が出始めています。☆ ☆どうしてもショートパスタのアイテムを数多くお取り扱いしているので、 常時在庫数を過剰に持てませんので、一気に大口のご注文を頂いちゃうと 欠品となってしまいます。その際には、出来る限り船便のお手配をするまでの間 航空便でお取り寄せしますので、お早めのご注文をどうぞ宜しくお願い致します。 お客様からのご要望で、 ◯手造りパスタ ◯手造りピッツァ ◯手造りフォッカチャ ◯手造りパン をシチリア産の小麦粉から作りたい!というお話を多く頂戴するようになったので 仕込みに参りました。 シチリア産グラノ・デューロ(硬質小麦)は既に小麦畑の視察は終えていますが、 あそこで収穫された小麦を脱穀したものが、ここ[モリノ・サンパウロ社]に 運び込まれます。それがこれ ↓↓↓ どんどん粉砕して細かくしていきます。 ほらっ、どんどん細かくなっていくでしょう? 製粉の工程は まさに 粉砕と 篩分けの工程そのものデス。 向かって右がデュラム小麦のセモリナ粉(パスタ用/180~500ミクロン)、 向かって左がデュラム小麦のセモリナ粉(製パン用/250ミクロン以下)。 パスタに使用する小麦粉のほうが製パン用よりも粒度が大きいんです。 見た目も当然パスタ用のほうが黄色くなります。 サン・パウロ(セント・ポール)も飾られていて、しっかりと モリノ・サンパウロ社を見守っています。 何だか宇宙服を着た地球人の映画のワンシーンのような図ですね。 農作物である小麦を細かく砕いて小麦粉にする粉砕機に囲まれながらの 超近代的な図に パチパチパチ ここモリノ・サンパウロ社の周囲はこんな感じで小麦畑に囲まれたところに その本社兼工場は所在します。 こんなところで働けたらいいなぁ。。。 く~の会社のソルトファクトリーにも篩機は数機ありますが、 モリノ・サンパウロ社のサイズの篩機を見て腰を抜かしました。。。 求めるサイズになるまで粉砕機にかけていくんですが、このパイプは すべてエア搬送で小麦粉を次の粉砕機に送り込む為のもの。 もうたこ足になっていて何が何だか。。。 そしてこの工場すべてをオペレーションするのに必要な電力を 分電している巨大な装置。 22,000ヴォルトを380ヴォルトずつに分電しているとのことでした。 ここは地下1階にある粉砕機を回すジェネラータルーム。 外観からは計り知れない規模の巨大な工場とそして装置ばかりでした。 ・・・感動しました・・・またしても素晴らしい会社様に巡り会ってしまった! 小さい量目の製品からトライアルで輸入します。 1kg袋を中心に入れていきたいと思います。 ちなみにこれは5kg袋です。 それにしてもデザインが可愛いでしょう? 実在する女の子とのこと。 17年前の写真から起こしたデザインとか。 向かって左が1kg袋。初回に輸入する製品は背景が白色のものですが、 その次のロットからは右の茶色になっていきます。 く~が責任を持って商品をお届けします! Sさんが安定調達し、 A君が品質管理を徹底します。 モリノ・サンパウロのオーナー、パウロ氏がランチに連れていってくれたのは オフィスから来るまで5分のリストランテ。 門構えは本当に普通のお店デス。 そしてこの方がお店のオーナー兼シェフ。奥様と7歳になるお嬢ちゃまが お店の手伝いをしていました。まさしく家族経営。素敵なファミリーです。 いきなり出てきました、フォンタルバ。これは貴重なイタリア国内限定の リサイクル瓶に入ったボトル。く〜達が輸入しているのは1㍑ペットボトルだけ。 が!お知らせがあります。実はフォンタルバで 【日本輸出向けの750ml瓶充填ライン】 が、早ければ来月末迄に完成する予定です(夏休みなのに本当に大丈夫かな・・・) ラインが出来上がり次第、日本に40ft冷蔵コンテナでまずは1本入れます。☆ ☆既に半分が仮の契約を戴いています。ご注文はどうぞお早めにお願いします! パウロ氏を囲んでA君、Sさん、そしてメアリーの3人が真剣に打合せを実施。 く~だけひとりぼっちであります・・・ でもファミリー全員が国内外から美味しいものを品質管理を徹底しながら皆様のお手元に 丁寧にお届けすることを楽しく真剣に取り組んでくれていることを嬉しく思ってます。 この子がさっき話していたここのリストランテのオーナーシェフの ご令嬢。とってもとっても可愛いんですね~。 すべてのテーブルを回りながら注文を取ったり、お皿を持ってきたり。 将来はオーナー社長かな 笑 ハウスメードのパンの数々。ふっくらもっちり、小麦粉の香味が そのまま残っていてすべてが美味しい! 小麦にもこだわっていて、このこのパンにはこの小麦(粉)という感じで 使い分けてます。凄い。 前菜もとってもこだわっていて 北イタリアの香りがします。でもここで使用されている食材はすべて シチリア産(2種類のエキストラヴァージンオリーヴオイル、そして 取扱ワイン)のものにこだわっているとのこと。恐れ入りました! この生ハムとサレミもそうです。地産地消の製品。 生ハムのほうは黒豚を使用。またサレミの上にはシチリア産 オレンジピールの砂糖漬けが。 この取り合わせが心憎いのだ!(く~はオレンジピールだけ頂きました) リコッタチーズをスタッフしたラヴィオリながら・・・ 夏の黒トリュフソースがけ! ちなみにこのトリュフもシチリア産で~す! 塩漬けバカラにトマト&ペパロニソース。バジルの葉を添えてます。 ランチのフルコースは実に2.5時間に及びました。 もう、本当に食べられない・・・汗 フィアット500(チンクエチェント)。濃紺もとってもお洒落です。 でもやっぱり白かなぁ。【グランブルー】のエンゾの、あの白がいい。 ふたりとも同様に食べ過ぎた様です。 特にA君はセコンディの時に完全にフォークがお皿の上で止まってました 笑 く~達にとっては、食べることも大切な仕事です。 小麦の収穫風景視察のアレンジから半日の精密な工場視察まで、 何から何までホントに有り難うございました! パウロさんの小麦粉を日本に輸入して、日本のお客様に 美味しいパスタとピッツァ、そしてパンを作って貰いますから! 長い出張であったにも関わらず、ふたりとも本当にお疲れさまでした。 五感で感じた経験と感動を日本に持ち帰ってお客様に伝えていって下さい! ふたりはローマ経由日本へ。 く~は初めて登場するマルタ航空でフランクフルト経由でN.Y.に入ります。 アルプス山脈に差しかかるともうイタリアとは暫くお別れです。 今回仕込んだこだわりのイタリア食材を一刻も早く皆様にお届けしたい。 そんな衝動が一気に体を包み込んできました。 今夏の仕込み、ほぼ完了。あとは品質管理、航空便での先行サンプル入手・・・ やるべきことはたくさんあるけれど、すべてはお客様の成功の為に。 2010年盛夏 大西洋上空高度12,000メートルから
by healing_blue
| 2010-07-31 04:55
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