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今日はく~の会社にとって記念すべき1日になりました。 2010年05月20日。そうです、ずっとお待ち戴いたお客様に 遂に冷蔵空輸のカンパーニャ州産の水牛のモッツァレッラを 初納品させて頂く日になりました! 本当に今日の今日までず〜っとお待ち下さったお客様に 心から “有り難うございます!” です。 そんなわけで、まだ在庫はございますので、お早めに最寄りの 支店CRまで、お問い合わせ下さいませ。 そうそう、CIBUS2010のBLOGがまだでした・・・がっ! 今はそんなわけで水牛のモッツァレッラ情報を先にアップさせて頂きます。 これがく~が選んだ [VALLEBIANCA=ヴァーレ・ビアンカ社]のモッツァレッラとリコッタチーズ。 どちらも出来立てを美味しく戴きました。 う~、ワンワン! いや、う~、まいまいまいっ! 断じてダンス5名です!☆ ☆水牛のモッツァレッラは美味しい分、カロリーも乳牛に比べて・・・ 食べ過ぎに気をつけましょう! ← それはく〜、あなただって? 仰る通りです 汗 地元で人気の[VALLEBIANCA]のショップ。1階がショップになっていて 工場は地下1階にあります。 工場の視察レポートは次に回して、今日は牛舎視察の日。 ここが牛舎。広々としています。 君は誰?という感じでじっと覗き込まれてしましました。 美味しそうに食べてます、食べてます。 訪問した酪農家では、自社の畑で牧草を栽培、収穫までしていて 栄養豊富な飼料を醗酵させながら造り込んでいます。 結構、これって勇気がいるんですよ~(水牛=頭角牛) でも、これで水牛と一体化できる気がして 一体化してどうする あ~、でも怖いなぁ。明日の地元紙に載ったりして。 『大きな日本人、水牛に近づき過ぎて、角で刺されて負傷。』 『地元の酪農家達からは疑問の声。 どうして、なぜ、そんなに近づいた、大日本人?!☆』 ☆く~の身長はこう見えて どう見えて 187cm。 ホントに水牛って見知らぬ人に対しては興味津々のようです。 一斉に振り向かれて、少し気恥ずかしい位。 でも、飽きると餌に戻ります 笑 でも・・・ やっぱり気になるみたい 馬も飼ってました。 可愛い。 えっ、出しちゃうの? そっか、親子だったんだね。 水牛の乳は乳牛の乳に比べて脂肪分をはじめ、各種栄養分が 多く含まれています。だから水牛で造ったモッツァレッラは ひと味違うんです。 そしてまた馬の親子。 お母さんが見てないうちに・・・ 抱いちゃおっと。 子馬さん : 『くっ、苦しいから離して。』 なんか引っ張られてると思ったら・・・ 水牛の赤ちゃんにシャツを噛まれてました。 こんなことばかりされてるから、シャツにジーンズは欠かせません。 ちなみにシャツは涎でべちょべちょに。 周囲は自然に囲まれていて、水牛が伸び伸びと暮らすには最高の環境。 夏には自社のここの畑に水牛を放し飼いにするとのこと、 放牧の時期にまた訪問する約束をしてきました。 水牛も可愛いけれど やっぱり馬は可愛いなぁ。 うちのワンのように、頬をすりすりしても嫌がりません いや、顔がしっかり嫌がってる 美味しいミルクは・・・ 水牛の餌造りから始まることを今回の視察で、よ〜く勉強してきました。 美味しい自家製の飼料を毎日たっぷりと食べるから たっぷりと食べるから んがぁ~ んがぁじゃない 食べるから・・・ 最高に美味しい水牛のミルクで造ったモッツァレッラが 最高に美味しくなるんですね! ↓ 今回の最高のショット ↓ もうここはムツゴロウ王国。大好きなワン達がく〜のところに寄ってきました。 だから牧場の視察って大好きな仕事のひとつなんです。 そこにはいろんな動物達がた〜くさんいるから。 酪農家のご主人曰く、 『白いワンのほうは、人見知りするから必ず噛むんだけどなぁ・・・』 く~ : 『(ふっふっふっ、く~はどんな犬からも好かれるんだな!)』 それにしても、可愛いノデス。 ニャンもいました。 手造りのリコッタでしょうか、いきなり自家製のチーズを出して下さいました。 味ですか? 『ゴメンナサ~イ!自家製が一番美味しいで~す!』 ダンス3人、出てきて下さい。 チーズだけ試食的に頂く予定が、ここの奥様、今度はアーティチョークの マリネをさらりと出してきたんですが、これがまた柔らかくて美味しくて! 『ここに、究極のアーティチョークを見つけてしまいました。』 ダンス、3人の美味しさなのであります。 当地サレルノでは、硬質小麦で焼いた固めのパンに水を染み込ませて 柔らかくしたものを主食で出す習慣があります。確かに柔らかくて 食べやすくなりますが、硬質小麦で焼いた小麦の香味ぷんぷんの固いパンは く〜の大好物だから、水は不要です。 それにしてもこのリコッタチーズ、香味が新鮮そのもの。まろやかであり、 濃密であり。塩気は殆ど含まれてません。 もちろん絞りたての水牛のミルクでこの日の朝に造ったばかりのフレッシュリコッタ。 抜群にまいうで、ここはダンサーの皆さ〜ん、今度は5人で踊って下さ〜い。 次から次へと美味しいものをいとも簡単にささっと造って下さり、 あっさり出して下さるお陰で、いつの間にかしっかりとしたランチになってしまったのでした。 く~は食べられなかったけれど、水牛で造ったサラミに 自家製のヴィーノ。ワインの濁酒(どぶろく)版です。 もちろんフィルタレーションかけてませんから、十分に濁ってるし、 アルコール度数もかなり高いものと思われ、それでいて葡萄そのものの 濃縮/凝縮された旨味がきっちりと表現されているので、しっかりボディで ありながら、そしてそれは、実に心地よい体の新に突き刺さる太さなのです。 出始めの桃を数ピースに切ったものを この濁酒(どぶろく)ワインに数分漬けておくだけで・・・ 実に美味しいコンポートの出来上がり!これもアイディア作で100点満点。 実に美味いっ! ほろ酔い気分でほぼ完璧なランチを愛でた後、庭に出ていくと、 獣医さんがく〜達のことを待って下さっていて、いろいろと質疑応答をさせて頂きました。 20日に1度の頻度でここの牧場には訪問されている獣医さんです。 外で話し込んでいるうちに、いつの間にかサプライチェーンができあがってました。 ◯水牛牧場のオーナー様とそのお友達 ◯この牧場を担当する獣医さん ◯水牛のモッツァレッラを毎日造っている生産者(VALLEBIANCA社オーナー) ◯水牛のモッツァレッラを冷蔵空輸する輸入販売者=く~のことです。 これからもず~っとこのサプライチェーン(皆様に最高に美味しい水牛のモッツァレッラを お届けする為に一所懸命頑張って下さっている方々)の関係を高め、そして深めていきたい! 心からそう願っていました。 そして忘れてならないのはモッツァレッラチーズの原料であるミルクを造ってくれる、 元気な水牛達。彼らがこのサプライチェーンの一番最初の鎖ですから! 搾乳する前に乳を水でよ~く洗浄して 乳を綺麗に拭き取り、 そして自動搾乳機で濃厚なミルクを絞り出します。 『次は自分の番』とばかりに搾乳を待っている水牛達の群れ。壮観です! 自分の番になると、搾乳する檻に自分から入っていっておとなしく搾乳されます。 乳牛と違って☆1頭あたりから1日あたり10㍑も搾乳できません。 水牛のミルクは栄養が豊富なだけではなく、数量も少なく、大変貴重なものなのでした。 ☆乳牛(フリゾーナ、ブルーナアルピーナ、ペッツァッタロッサ等等)のミルクは 1日あたり30㍑以上搾乳可能デス。 ここでも重要なサプライチェーンができました。搾乳する作業員の方達とともにぱしゃり。 自分で絞ったミルクが伊太利亜を代表する☆モッツァレッラチーズになるのだから、 彼らにとっても誇り高い仕事です! ☆そしてそれは世界の高級グロサリーマーケット等で販売されているのです! 何度も言いますが、一番最初であり、また一番大切なサプライチェーンは、 そう、この水牛達! 毎日栄養豊富な自家製の飼料をた~くさん食べて、水もい~っぱいのんで、 そして濃密なミルクを生み出すのです。 そして搾乳が終わると、もっそりもっそり牛舎に戻っていくのです。 結構、そんな生活、最高かも 笑 向かって右から水牛酪農家オーナー、真ん中は[VALLEBIANCA]の経営者、 そして左は水牛のモッツァレッラ愛好家の、く〜。☆ ☆自分で輸入して自分で買って自分で食べちゃうの、く~ 笑 昨日はひとりで500g食べちゃいました。本当です。 今回の訪問は、なかなか成功しなかった水牛のモッツァレッラチーズを 今度こそお待ち戴いているお客様の為に!というその一心でA 2 Z(最初から最後まで) 水牛の飼育現場から最終製品包装ラインまでの生産過程を再度つぶさに 調査することを目的として伊太利亜に行ってきましたが、それを達成したことよりも、VALLEBIANCAの生産者の次の言葉が心に響きました。 『最高に美味しい水牛のモッツァレッラチーズは、歴史と伝統に裏付けされた 製法で造ることも大切だけど、その原料である水牛のミルクの品質の高さこそが 決定的に重要な要素なんだ。そして、その最高のミルクを最高の製法で モッツァレッラにするまでのヴァリューチェーン/ヴァリューチェーンは お互いに信用、信頼で支えられている人間関係で始めて成り立ってるんだよ。 だから僕の造る水牛のモッツァレッラは美味しいんだ!』 く~のことも、そのチェーンの最後に繋げて頂けたんだなって、 今回の訪問で体感できました。あとはこの感動を大切な皆様に橋渡しすること。 人生。おいしさ、たのしさ、やっぱり人と人とが交わって造るものなんだな。
by healing_blue
| 2010-05-21 12:16
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