カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
今日は 【オリーヴの実(ノチェラーラ D.O.P.ベリーチェ)】 【エキストラヴァージンオリーヴオイル(XV)】 のトレサビリティ調査をしてきました。 この2つの製品は、最近、今までになくとても引合が強く、 シチリア=オリーヴの島になってきていて、嬉しい限りです。 何しろ本当に美味しいからね。 お客様に認められた時こそが、自分の舌を信じていて 本当によかったって思える瞬間。 く~の会社ではすべての商品の最終調達決定はく~の舌です。 だから、責任重大なのだ。 ということで、サンデーミーティングを二つこなして、 ランチタイムに。 ガルッフォ(【マラッコ&XV】の生産者)からランチを誘われましたが、 今日はメアリーの自宅の特製パスタが待っているので、ドルチェだけにしました。☆ ☆これだけでも十分にシュガーボムと呼べる程にカロリー計の針が振り切れてます。 でも、やっぱり食べちゃうんだなあ、トラパニのドルチェ。だって美味しいんだもん! メアリーの自宅前の道路からはエリーチェが見渡せる上に、 今日はシチリア晴れ(く~は何気に晴れ男 だったりして)、 澄み切った空の青さが皆さんに伝わるといいんだけれど。 これが今日のメイン。 メアリーのお母さんが手造りで造ったトルテッリ。 さながら餃子です(凄い迫力!) コントルノはカリフラワーや アーティチョークのフリット。 さて、いよいよメアリーのお母さんの作ったトルテッリ。 ひとつひとつmade by handです。 珍しくズッパが。お肉でしっかりと出汁を取ったコンソメ風のズッパ。 中には新鮮なリコッタチーズがたっぷりと。詰められていて。 カロリーは。。。リコッタチーズだからきっと低いはず! 。。。く~のこと、そっとしておいて下さい。 もう駄目!と思った矢先に今度は立派なイカが出てきました。 メアリーの妹さん:『さあ、どうぞ!』 く~:『一番小ちゃいの、下さい。。。』 メアリー:『HIROさん(メアリーはく~のことをこう呼びます)、健康にいいから 野菜もたくさん食べてね。』 く~:『はい。』 隣でお父さんは昨日自家製の竃(かまど)で焼き上げた自家製のパンを 切ってました。1枚戴きましたが、“重い”。シチリア産の 硬質小麦粉を業務用大袋で購入して1から製パンする程のこだわりよう。 もう入らない状態から一口イカを戴いた瞬間、考えが変わりました。 『もう1個、食べたい!』 ええっ~、どうしてこんなに美味しいの??? イカの頭のミンチはもちろんのこと、パン粉、そして各種スパイスを練り込んで造った スタッフド・スクウィッド。香味も何だろう、日本伝来のもろみを 使ったような濃密な美味しさ。これ、後でメアリーのお母さんにレシピを聞いちゃおうっと。 この一口の次の瞬間からメアリー家を相手に、 『如何に日本と伊太利亜の食文化が近いか?』 を延々と説くことになりました。食ってホントに楽しいなあ。 アーティチョークの時期もそろそろ終わりです。 シンプルにサーレとオリオでグリルしただけで十分美味しい。 数種類のオレンジ。勿論これもメアリーの自宅の果樹園からのもの。 これ、名前、いつも忘れちゃうんですが、メッチャ変わってるんです。 実のところはレモンよりも酸味が強く、皮は厚いんですが、ここが 若干甘いので、実と一緒に食べるとちょうどいい、みたいな果物です。 一番外側の真っ黄色のゼストだけは剥いて棄てます。 食後のドルチェは向かって右がフィグロール(甘くないので幾らでも食べられちゃう!)、 向かって右は小麦で造ったソフトカップにたっぷりとリコッタチーズを詰めて オーヴンで焼いたもの。これがまた、メチャクチャ美味しくて、実に止まらない美味しさ。 止まらない美味しさ=カロリーの暴走機関車=危険デス フィグロール、美味しい美味しいって言ってたら、お母さんが 『明日からの出張に持って行きなさい。』 って、たくさん包んでくれました。☆ ☆お母さん、どうも有り難うございます!今朝、当地ミュンヘンですべて食べ尽くしました。 美味しい。カロリー爆弾とは知っていても、それでも美味しい。 アマロは消化を促すとか。。。でもきっと促される必要のある 未消化の部分が大き過ぎると、焼け石に水のみならず、 アマロに本来含有されているカロリーだけが加算されるような。。。 最近、こんな魘(うな)されるようなくだらない発想がすぐに浮かびます 笑 食後にメアリーの自宅の隣の車庫を見せて頂きました。 最大30人乗りの新車のバスです。 もう退職しましたが、メアリーのお父さんはバス会社にずっと勤務してました。 役職員併せて100人として。。。4班に分かれてくればシチリア全島巡りが可能になるなあ。。。 く~の頭にはもう社員旅行のことしか頭にありません。 連れてきてあげたいなあ。 このレース、すべてメアリーのお母さんの手芸です。 造り終えるのに半年。。。ワオ。。。 気の遠くなる時間と労力が詰まった、名実ともにアルティザン・プロダクト! レースを知らないく~も、細部を見ただけで、其の凄さ、精密さ、 気の遠くなるような作業の仕業であることは手に取るように分かります。 シモンテ家の人達と。いつ来てもこの笑顔に囲まれることの幸せ。 そして。。。 いつものように、最後の最後までヴェランダから見送ってくれたお父さん、お母さん、 そして妹さん。ホント、優しい人達なんだなあ。 シチリアを出発する時にいつも考えること。 『次はいつ来られるかな?』 ちなみに来月です。ほぼ毎月来ているく~でした。
by healing_blue
| 2011-02-15 23:55
|
ファン申請 |
||