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今日はまるっと壱日、ジョルジョがラグーサの街を案内してくれることになりました。 今回の訪問目的であるレモンジュースのパストリゼーション(2度目)、 そして充填、包装、出荷の視察は明日月曜日。今日は日曜日をたっぷりと楽しむことにしました。 Dolce Vita、く~の好きな言葉です。デルタ社の万年筆もDolce Vita、 葉加瀬太郎さんの“Dolce Vita”~Sweet Melodies for Violin and Piano~ は機内で聴く音楽として外せません。名刺にもDolce Vitaって印刷しています。 【甘美なる人生】 何て素敵な響きのある言葉だろう! Slow Salt Slow Life ↓ Slow Food Slow Life ↓ Semplice ↓ Vita Deliziosa ↓ Dolce Vita ↓ ? 2011年のく~ワードは?乞うご期待!(もう決めてあります。) ラグーサの街。 この崖の下が断崖絶壁の海だったらサントリーニ島そのものだね。 はたまた、モン・サン・ミッシェルかな。 遺跡のように見えて、ここで毎日生活を営んでいる人達が住んでいるんですよね。驚き。 おはようございます!今日もふたりはとっても元気そうです。 これは・・・ フィギディンディア。サボテンの実です。残念ですが、今年の時期は終わりました。 カリメロ君、おはよう! そうそう、これ、いいでしょう? 現地のご両親はみんなこれを使ってお子さんを連れて回ってました。日本にもあるのかなあ。 すっごく便利な乗り物です。輸入しよっかな。 休日とあっていろんなイヴェントをやってました。バイクでツーリングをする人達、 サイクリングを楽しむ人達、市内ではマラソンもやっていたり(でも、街を囲ってやるのではなく、 観光客がぞろぞろ歩いているところを走り抜けていくんです。伊太利亜らしいといったらそれまでですが、 少しは大会として通行規制はしたほうがいいんじゃないかと、こっちが心配になっちゃいます 汗)。 そしてそしてピアッツァには “FIAT 500(チンクエチェント)”倶楽部の車達が! く~が選んだ500は、この赤と イエロー。 ルーフのギンガムチェックがとっても可愛いでしょう? サイドミラーの細部にもこだわってます。 こちらも負けてません。 500は白かな~って思ってた常識を覆されました。 ちなみにレース仕様なので、メチャクチャ早いです。 でも、く~はやっぱりこっちだなあ。ちなみに、この車、とってもECOなんですよ。 リッターあたり約20kmは走るとのこと。そうだよなあ、手で持ち上げられるほど軽いんだもん。 でも、く〜そのものが重いから・・・(大汗) 有名なジェラテリアに来ました。 このお店のジェラートは[ガンベロ・ロッソ]誌でもお墨付き。 1997年の記事にしっかりと掲載されてました。 く~はもちろん ピスタチオジェラートを。D.O.P.ブロンテのピスタチオを探し続けて 数ヶ月。。。シチリアのサプライヤーの皆さんにも言ってまわっているので ピスタチオを使った食材がどんどん集まってきてますが、 『これだっ!』 ていうものがまだ見つかっていません(悲)でも、妥協しないぞ! ジョルジョの奥様。カリメロのお母さん。母子のこのカット。 とってもいい瞬間を切り取ることができました。 それにしても可愛いカリメロ君。 このジョルジョの楽しそうな顔。きっと目に入れても痛くない位可愛いんだろうなあ。 笑うセールスマンのMOGURO FUKUZOH(でしたっけ)を思い出しました。 太陽のように見えて、これって太陽と月でできてるんだろうなあ。 右半分が太陽、左半分が月。 街の中心のカテドラルに来ました。 く~:『ジョルジョ、この教会、いつ頃できたの?』 ジョルジョ:『近くに行けば黒板に書いてあるよ。』 とってもとってもシチリア人しているジョルジョなのでした(笑) この大らかさがシチリアそのもの。凝るところはメチャクチャ凝るんだけどなあ。 でも、このギャップが最高に素敵なんです。 この青い空!く~達が当地に来てからというもの、ずっとこんな空に見下ろされていました。 寄港地のミュンヘンでは氷点下で雪もチラついていたというのに。。。 ふたりとも、もうカリメロ君にメロメロです。 メロっ、メロっ、カリメロ〜。(あれはぴよっ、ぴよっ、カリメロ〜か) 逆光になってしまいましたが、全員で集合写真。仕事の話は一切ありません。 歴史的な建造物だと思うんですが、その下を住民の運転する車がひっきりなしに通ってるんですよね。 このギャップというか歴史的建造物に囲まれながら今を生きる人達の生活が溶け込んでいる。 これって凄いと思うんです。 あっ、クラシックカーだ。 記念撮影だけかと思ったら、 ジョルジョが車を止めて、オーナーと価格交渉(笑)。 素敵な顔をしていますね。 FIAT/Balilla。1930年型とのこと。 ミニチュアの人形が嬉しそうに踊ってます。 11,000€(日本円で121万円)。1€170円時代で換算すると 187万円ですから、如何に円高の恩恵を受ける時代になっているかが分かります。☆ ☆リストア前の価格で、リストアに2,000€は見ておいたほうがいい、 というのがジョルジョの意見でした。このままでも乗れそうだけど。 いつの間にか他の観光客も写真撮影を始めていました。メアリーも 『おじさんにこの車の価値、チェックしておくね。』 メアリーっていつもこんな感じ。とっても誠実で真面目で。大好きです! さて、BIG LUNCHの会場は海辺の静かな佇まいのシーフードレストラン。 室内中にたくさんの潜水写真が貼ってありました。 オーナー様、余程海が好きなんでしょうね。 エントランスには受賞した賞を示す数々のステッカーが貼られてました。 ここ数年間のステッカーがなかったのは、もう貼る場所がなかったんでしょうね。 カルパッチョ。新鮮なカジキマグロの上にはやはりパルミジャーノ・レッジャーノ、 そしてオリオ。この取り合わせ、最高なんだよなあ。それから忘れてならないのは “シチリアンレモン!” シチリア料理では常に、常にシチリアンレモンが使われるチャンスに恵まれているんです。 これは新鮮なオイルサーディン。オリオは浸すほどたっぷりと使って下さい。 そう、“浸すほど”ですよ! ガンベロロッソ。新鮮。身が甘くて口の中でとろけるのだ。 海老三昧。次から次へと出てくる海老を平らげるのは簡単ながら・・・ 流石にプリン体の摂取過剰の気が(汗) “やめられない、とまらない~、えび。”(笑) このヴィーノはあるお客様からご要望のあったもの。 弱発泡性の白で、とても軽快で飲みやすいんです。お酒の飲めない方でも、ノンアルコールとまでは 言いませんがかなり飲めちゃうタイプのワインです。☆ ☆取扱については将来の宿題とさせて下さい。飲み過ぎ注意!の白の発泡性ワインです。 選ばれしシーフードミストのアンティパスト。でも、これだけに止まらないのが 当地シチリアはラグーサエリアのBIG LUNCH。日本では完全にフルコースディナーの 領域を行っています。(フルコースすら越えていると思います) イカ。フリットにしたものをシチリアンオレンジと一緒に戴きます。 一緒に口の中に運んだ瞬間に口の中で何が起こるかは・・・どど〜ん!って感じです(えっ、どんな?) 日本でいうところの穴子です。これもオリオでさっくりグリルします。 イタリアンパセリにシチリアンレモンをたっぷり搾って召し上がれ。 こちらはたこ焼き(笑)。蛸をクランチしたものをすり身でこね上げて フリットします。いやあ、地球の裏側まで来て[日本]を感じる料理に出会えるとは! く~達が伊太利亜、特にシチリアにこだわる理由は、こんなところにも あるのです。食材そのものの美味しさを全面に引き出す調理法で、何も足さず、何も引かず、 決して気取らずに、そして何よりも大切なこと、 『毎日食べられるような、日本食のような、料理。』 これも絶品でした。中トロを少し炙ったものをエキストラヴァージンオリーヴオイルと シチリアンレモンで和えただけ。イタリアンパセリをパラパラっと。☆ ☆O君、Sさん、パレルモに向かう車中で、どうしてマグロの表面が白くなっているの? という質問に、く~が『それはシチリアンレモンをたっぷりとかけているからだよ!』 と自信満々に答えたのを真っ正面から受け止めてくれていたと思いますが、 写真で今更ながらに確認しましたが、しっかりグリルしてました。(汗) シチリア産のシトラス系果物はどんな料理にも華を添えてくれます。 フルーティな香味が必要などんな料理にもぴったりと似合い、 そして主人公を引き立ててくれるんですヨ。 他にも蛸や 大好物のムール貝、 そして漸くプリモピアットの雲丹のパスタがてんこ盛りで来まして、 ここで流石にグロッキー。 カリメロ君はどうだろう?たくさん食べてるかな? おやおや お水の中にパンを入れて 遊んでる(笑)。とっても可愛いカリメロ君なのでした。 濃密な海老が丸ごと入ったペンネ。美味しいぞ、これも。 パパとマンマの愛情たっぷりに育てられたカリメロ君、 満面の笑顔を浮かべるカリメロ君。まるで天使のよう。 要らないって言ったのにスカンピと白身魚のグリルが出てきました。 でも、これがまた食べられちゃうんだよな~。 “ここが、く~達の、弱いところ。”(笑) お口直しのシチリアンレモンジェラートもまた格別なり。 また蟹? 水ナプキンでした(笑)。 く~:『デザートワインってイケルでしょう?消化を促進するんだよ。』 O君:『確かに飲みやすいですよね。』 日本でもっともっと流行らせたい食後酒の文化、どうやって流行らせようかなあ。 いつもこんなことばかり考えてます(笑)。 日曜日、終日家族一緒に楽しく過ごしてくれた親友のジョルジョ。 奥様とお子さんのカリメロ君の笑顔もとっても素敵です。 ラグーサノ休日、とっても楽しかったですよ、ジョルジョ!有り難う! 食後(といってももう1600近く)、海岸を一緒に歩き、美しいラグーサの夕日に 包まれながら 『これがスローライフかあ。』 と、妙に感動。そういえばここ最近ずっと走りっ放しだったからなあ。 素敵な笑顔に囲まれて過ごす人生は何にも代え難いものであり。 たった一人しかない自分を、 たった一度しかない人生を、 本当に生かさなかったら、 人間、生まれてきたかいがないじゃないか。 山本有三 「路傍の石」より☆ ☆栃木県栃木市第一小学校のく~の大先輩デス。
by healing_blue
| 2010-12-09 02:21
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