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青島から上海経由で武夷山へ。武夷山は福建省にある歴史のある街。 烏龍茶の故郷でもあります。 えっ、ウーロン茶?そういえば・・・先週・・・ あった、岩茶!そうです、何と期せずしてこの間沖縄を訪問した時に連れていって頂いた あの美味しいレストランのオーナーが話していた数十万円もする岩茶の故郷でもあったのです。 看板を見ていて気付いたく~、この奇跡的な巡り合わせに、 【此れが、人生。だから今という時間をとっても大切にしよう!】 とつくづく思いました。 あのく~の輸入している食材を積極的に導入戴いているオーナー様に 岩茶を買っていこう!そう決めたく~でした。 真夜中に到着したフライトだったので、どんなホテルに宿泊していたのか分かりませんでしたが、 く~達が泊まったホテルはとってもとっても歴史のある昔ながらのホテルでした。 朝食会場では、朝から飲茶を手造りで造っている女性もいました。 これはちょうどワンタンを造っているところですね。 今朝の1皿目。にんにくの芽を中心にお野菜たっぷり&とうもろこし。 ここが飲茶&麺類のコーナー。 く~は海老と青梗菜を入れて貰った鶏ガラスープ。 ここに唐辛子とにんにくをたっぷりと入れて召し上がると・・・ これが実に美味いんだなあ。 2皿目は漬物を中心に。これらのお漬物はお粥用です。 にんにくのほかにらっきょう等等、たくさんの種類のお漬物がありました。 3皿目はにんにくの目、再び 笑 しかも大盛りで頂きました。 これはにんにくとらっきょうのお漬物。手前がにんにく、そして奥がらっきょうです。 常に唐辛子は側に置いておきます(笑)。 今回福建省を訪問したのは、お米で造ったグルタミン酸ナトリウムを輸入開発する為です。 当地中国では年間120%の勢いでグルタミン酸ナトリウムの需要が増えています。 欧米への輸出実績のある当社は日本へは過去に試験輸出しただけです。 チャンス! こちらは茶室・・・ではなく社長室。そう、製造メーカーの社長様の部屋。 こうしてお茶を振舞う一式が用意されていて、お客が来ると目の前で入れてくれるんです。 凄い文化です。正直、圧倒されました・・・ 熱湯に付けて消毒したあと そうそう、この牛の置物は 茶碗ばさみを置く為にあります。もうひとつ理由がありますが、それは後ほどお伝えします。 茶葉を入れます。 こちらが製造メーカーの社長様。お茶が好きで休日にはご友人とお茶の道具を持って 山に登り、トランプやカードをしながらお茶を立てて飲むのが楽しみとか。 趣があって素敵ですね~ 出張の時にはお茶を立てるセットを一式持ち歩くというのには、流石に驚きました! 最初に入れたお茶は すべて棄てます。茶葉に付いた埃を洗い流し、また途中で茶葉の種類を変えた時に 香味に影響を与えないようにする為です。何とももったいない気もします。 棄てる時に、先ほどの牛さんにかけて棄てることでお茶がはねないんですね〜 お茶の作法には全て背後に意味があります。感心するばかりです。☆ ☆く〜のほうに棄てたお茶がはねちゃってるのはご愛嬌です(笑) ウーロン茶をはじめとするお茶を更に熟成させると紅茶になります。 これは金駿眉という紅茶です。この紅茶が後に凄い紅茶であることに気付くことになります。 さて、いよいよ本番。茶葉の入ったきゅうすに2杯目を注ぎ 蓋をして 別の容器に入れて茶葉と分けてから 一気に小ちゃくて白い湯のみ茶碗にお茶を注ぎます。 そしてこうやってく~達に振舞って戴きました。 お味ですか?美味いっ!結局打ち合わせをしながらの約1時間、 ずっとお茶を飲み続け、種類にして4~5種類、小ちゃいとはいえ 湯のみ茶碗にして15~20杯は飲み続けたかな。でも全然飽きるどころか もっともっとになっちゃってました(笑)。 恐るべし、福建省のお茶文化。日本人もお茶は好きですが、福建省の人達には きっと叶わない。茶葉ごとに入れるお湯の温度と蒸す時間等々、全て計算しながら 最高の状態でお茶を振舞う文化。 このお茶の文化があって飲茶(饅頭/餃子)の食文化があるんだなあ、と またしても中国の食文化を勉強させて戴きました。 外には花が咲き乱れ、 ここ武夷山が熱帯雨林気候の地域であることを改めて認識させられました。 工場全景。空の色も真っ青で、いつもの中国の煙に巻かれたような空ではありませんでした。 製造ラインはアップできませんが、しっかりと視察/撮影してきました。 最終製品のお米から造ったグルタミン酸ナトリウムはとうもろこしから造られた ものよりも原料の理由からか、白度が違います。 周囲の環境はこんな感じです。公害のこの字のない世界。 グルタミン酸ナトリウムの工場で一番の問題は工場排水(逆に環境を汚染します)。 この工場は中国の南部で最大の工場ということもあり、排水処理については 万全を尽くしていました。 これが原料のお米。 破砕米です(日本でもお味噌とかの原料として使用しています)。 く~の会社では原料の残留農薬検査を自社ラボで常時行っています。 今回もN=10(任意に10検体を取得)のサンプルを頂戴し、 日本に持ち帰って残留農薬調査をします。 さて、必要な情報は全て収集完了。あとは輸入して日本のお客様にご紹介するまでの 納期を最速にする為にやるべきことをひとつひとつ潰していくだけです。 近い将来お米で造ったグルタミン酸ナトリウムを皆様のお手元にお届けできるのを 楽しみに頑張ります!
by healing_blue
| 2010-09-12 09:23
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