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今日は早朝からトマト畑の収穫風景視察。毎年恒例のイヴェントになりました。 ホールトマトに使われるサンマルツァーノ・タイプの収穫はあと1週間待たねばなりません。 日中40度を超えると言われたので、朝0630にホテルを出発。 プーリアのフォッジャにあるトマト畑まで車で約2時間、 途中にたくさんの風力発電機を見かけました。 到着したのが0830、既に気温は30度を超えてました。 0530からの作業をスタートし、どんどん収穫が進んでいきます。 ここはチェリートマトの収穫現場です。すべて手作業なのは トマトに傷を付けない為です。 見ていると、如何に枝と葉っぱをトマトに付けっ放しにしないか? が作業のキーワードと見ました。 凄い、豊作です!☆ ☆チェリートマトは豊作のようです。 次はホールトマトの原料となるサンマルツァーノタイプの畑へ移動しました。 珍しい・・・1車輛の電車が前を通り過ぎ、結局踏切はこの1両編成の車輛の為に 約5分間開かずの踏切になってました。でも・・・誰もイライラしてません 笑 次のフィールドでは、凄い叔父様がいて、く~達が仕掛けている 虫のトラップが見たいと言ったら、 いきなり走り出して装着しているトラップを持ってきてくれました。 これが捕虫ペーパーです。 肝心のトマトは・・・まだ少し青いトマトが多かったけれど 来週にも収穫開始するとのことでした。 他にもまだ捕虫機があるということで、またしてもこの叔父様、 走って取って来てくれました。 こちらは フェロモンを出して虫を誘き寄せて捕虫するタイプです。 この時にもたくさんの虫が寄ってきて、効果覿面(てきめん)でした。 ボルドー液以外には基本的に農薬を使っていません(必要な時にだけ 撒く除草剤の名前だけリストとして頂くことになりました)。 基本的に農薬を撒かないのは、農薬そのものが効果であること、 また、黒のヴィニールで表面を覆い、中には有機肥料を混ぜ込んだ水を 飲ませているだけで十分に元気に育つので、不要なのです。 早速1個丸ごと頂きましたが 真っ赤に熟したトマトはリコピンたっぷり! 今回も結局15個近くを一気食いしちゃいました。太陽の恵み、トマト。 めっちゃ美味いっ! おやっ、またしてもあの叔父様。 トマトに齧りついて走ってれば・・・病気等に掛かる暇が無さそうです。 とっても素敵な人生。 シチリアオフィスのメアリーを囲むトマト農園の農家の方達。 サンマルツァーノタイプは6月のひょうにより被害を受けたこと、 また7月の猛暑/酷暑によりトマトの色が白色の斑点が出来てしまったことなどから 約20%の収穫減とのことでした。 今回見た2010年モノの入荷予定は年明け早々になりそうです。 熟したトマトをカットすると・・・ パカッ。中には太陽がいっぱい詰まってました。 皆さん、視察へのご協力、本当に有り難うございました! く~達のホールトマト&チョップドトマトを生産してくれている SALVATI&MARIO社、品質の高さで勝負!デス。 く~達の言う品質とは・・・ 1)香味が濃密であること(酸味と甘みのバランスが良い) 2)トマトのサイズが均一に揃っていること 3)トマトの色が赤いこと 4)トマトに繊維が少ないこと 5)トマトジュースが水っぽくないこと 6)トマトの食感が適度に引き締まっていて、べちょべちょしていないこと これらをすべて叶えてくれるSALVATI&MARIO社の 【フォンタネッラ】 ブランドは安心のブランドです! 上記の理由で遅れているホールトマトの原料であるサンマルツァーノタイプの トマトが入荷されてきていないので、今日はチェリートマトの加工現場を視察しました。 まずはトマトを綺麗に洗滌して 茎や葉っぱ、そして蔕(へた)までも取っちゃいます。 できあがったトマトは 何度も何度も洗滌されながら次の工程に移されていきます。 ここで完璧に蔕が取られました。 ここでは最後の工程として製品の中に含まれる 完熟していないグリーンのトマトを目視選別で 除去する人海戦術の工程です。 如何です、凄いでしょう? 皆さん、最高の製品を造る為に黙々と仕事をしていました。 やはり生産者の生産現場視察はめっちゃ面白い! これは500gの缶に丸ごとチェリートマトとパストリゼーション(低温殺菌)した トマト果汁を一緒に詰めているところです。 殆ど機械がやってくれますが・・・ 最後の仕上げ/微調整はやはり人間の五感をフルに使います。 素晴らしい! ランチは、何と翌日訪問予定の水牛のモッツァレッラ生産者オーナー社長が SALVATI&MARIO社に来て下さいました、そう、大量出来立てのモッツァレッラを 持参して!☆ ☆ちなみにこのモッツァレッラと同じ製品が皆様のお手元に来週の水曜日に到着予定。 いつでも美味しいVALLEBIANCA社のモッツァレッラですが、当日早朝に出来た 水牛のモッツァレッラは格別に美味しかったです。 125gを一気に3個も頂いちゃいました 笑 そしてこちらも今朝採れたてのチェリートマト。バジルとオレガノと にんにく少々、そしてエキストラヴァージンオリーヴオイルだけ。 これだけで最高に美味いトマトサラダの出来上がりです。 このコンビネーション以外にイタリアを一言で言い表す方法って? 笑 これは当地カンパーニャでよく食べられるパン。何の変哲もないパンですが、 固いパンを水に付けてふやかしたもの。これが実にセンプリチェで 美味しかったりするんです。 そして今日見たチェリートマトソースをたっぷりとかけたパスタ。 これがまた美味いのなんのって! 今日は朝から夕方までリコピンパワー全開の1日になりました。 SALVATI&MARIO社の社長(右)とロッコ氏と。 とても優しく、そして情熱的な叔父様達なのでした。 トマトの栽培から最終加工まで丹誠込めて造り上げた ホールトマト&チョップドトマトを大切な日本のお客様のところに しっかりとお届けすること。これがく~達のミッション。 今年も宜しくお願いします!
by healing_blue
| 2010-07-26 04:20
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