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パルマではパルミジャーノ・レッジャーノの仕込みを。 翌日はモッツァレッラ&ホールトマト。当地サレルノに来ると もうこの2つの食材は欠かせないんです。 ずいぶん時間がかかってますが、水牛のミルクから造られる 新鮮なD.O.P.のモッツァレッラ・ブファラを日本のお客様に 製造から3~7日で召し上がって頂く為に、あれやこれや 試行錯誤している状況・・・ ランチは小高い山を昇ったところのベットラに連れていってくれました。 “もっとミーティングしたいので、ランチは軽く!” ということは当地伊太利亜で散々言い続けてきたことですが、 残念ながら過去15年に亘り実現したためしは数える程しかありません。 床に嵌め込まれたタイルがとっても、可愛い。 伊太利亜という国は本当に奥が深いというか、サレルノの 片田舎のベットラにきても突き抜けたお洒落さで空間が造られてて。 暖炉もありました。 南伊太利亜と言ったって、やはり小高い山の上は 肌寒さを超えて、冬はしっかり寒いんですよ。 これは自家製ブルスケッタ。トマトをハーブで合えて マリネートしたものを、これまた自家製の食感&香味豊かな ブルスケッタにドン!って乗せただけ。 ところがこれが美味しいんだなぁ。 チーズは・・・オリーヴが練り込まれてるのかと思ったら チョコレート・・・(ゴメンナサイ、これは、チョッとだけ微妙です) ポレンタの上に乗ってるのはたっぷりのフンギ。 これは最高でした。久しぶりに「ポレンタを美味しい」って 思えました☆ 笑 ☆ポレンタに出会うたびに、天国のお兄さんが 『POLENTA, for what ?』(ポレンタ?あり得ない!) と口癖のように言ってたのを思い出します。 確かにフラットな味わいで特長のない食感ですから そう言われても仕方がないのかも。 でも、逆に言うと、合わせる料理の香味が生きる、 素材、基礎としての役割を担うことができる食材だと 言えるわけです。 赤ワイン用のデカンタも、く~の顔のサイズはあると 思われる程の大きさに注がれてきて、 『すべてのものを妥協なく揺るぎのない信念を以て 最高の状態で美味しく頂く』 ことを楽しんでいる気がしました。 これは、喧騒に包まれた酒家の円卓でたくさんの料理を 家族、友人と囲みながら口に運んでいる時の中国の人達の 笑顔を思い出させました。通じるものがあります。 【みんな、食べることを心から楽しんでいる!】 メニューだけはく~のほうでお願いをしておきました。 地元のトマトの香味が最高に感じられるパスタが食べたい。 出てきたのは・・・ シンプルなポモドーロのブッコリ。これも自家製パスタで、 もちもち感のあるパスタにとろみを効かせたトマトソースが 絡み付いて至極の一皿となりました。 酸味がたっぷりと効いていて美味い! ダンス、3人です。 最近はフルッタで〆ました。 『毎日、こんなランチが日本でも食べたい。』
by healing_blue
| 2009-12-25 11:21
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