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ホールトマトの収穫(2009年クロップ品)&生産時期になりました。 く〜の会社のパートナー会社、FONTANELLA(フォンタネッラ)社への訪問は 今年に入って4度目になります。 少し多いかな?とも思いますが、今年が輸入開始初年度なので念には念を入れて生産履歴調査を。 やはり1度訪問するよりも2度、2度より3度訪問したほうが習得できる生産履歴情報は 増えるわけです。 今回は赤い翼でアムステルダムを経由してローマへ。 ローマへはエール仏蘭西グループのKLMで。 日本から直行便で来ているファミリーふたりとローマで合流し、同日晩にナポリまで移動予定です。 ナポリへのフライトは満席でした。 翌朝、フォンタネッラ社に行くとカンパーニャで収穫されたばかりのホールトマトを 工場に運んでくる大型のトマト搬送トラックとご対面。シーズンまっただ中であることを感じました。 このように収穫されてきたばかりのトマト(サンマルツァーノ・ティポ)が 生産ラインに乗るのを今か今かと待っています。 まずは泥とへた、茎と葉っぱを取り除き シャワー洗滌ラインへ。何度も何度も洗うのが、ホールトマトの洗滌ラインの最初の段階です。 ここではまだ青いトマトが混ざってますが、ライン中でCCDカメラで真っ赤なトマト以外を 取り除く装置、 そしてもっとも確かな目視によって、真っ赤なトマトだけを最終ラインに残していきます。 どの工場も歳月とともに機械化は進みますが、やはりどこまで行っても最後は目視確認、 これが一番正確で信頼がおけます。 トマトが選別されると、いよいよ皮を剥いてホールトマトが出来上がります。 最終製品に近くなってきました。 どうですか、このトマト、いや、目視選別をする工場の人達の数! 制服がトマトと同じ真っ赤なので、見ていて目がチカチカします 笑 ひとりひとりの手元を注視していると、本当によ〜く1個1個のトマトを目視チェックしています。 こうやって選別に選別をかけて香味&色彩&サイズの整ったホールトマトだけが 缶に入れられて 最後にトマトジュース漬けにされて封缶されるのです。 さて、倉庫に移動し、何をするのかな?と思ったら・・・ く〜達の初回入荷ロットの最上段のパレットから製品を1個取り出したんですね。 ・・・それにしてもご覧下さい、フォークリフトにパレットを刺して、その上に乗って サンプリングしたんですが、高所恐怖症の人だとチョッと怖い高さまで・・・ 試食用1缶、分析用2缶をGET!し、喜ぶふたりのファミリー。く〜は試食用が一番気になります。 さて、今年の仕上がりはどうかな? 缶を空けると新鮮なトマトの香りが部屋に充満、トマトジュースも濃厚、 トマトも色も形もとっても良さそうですよ。 あっ、そうです、2009年クロップ品から缶の内部塗装をダブルトリートメント仕様に 変更しました。2008年クロップ品は欧米マーケット向けの通常の缶でしたが、 日本向けはより厳重に品質管理をするのに向いているダブルトリートメント缶の仕様に 変更致しました。 さて、お味のほうは? 程よく酸味が残っていながら甘みがたっぷりと凝縮されていて。 また、できたてほやほやなこともあって青臭い新鮮さもたっぷりと感じられました。 食感もジューシーで柔らかく、繊維が残らないのでソースにするにはもってこいかと思います。 いつものようにフォンタネッラの社員が驚く程の試食量(約1kgは食べました)にて、 『日本人って、本当にトマトが好きなんだな!主食を食べている様な食べ方だ。』 またしてもイタリア国内で日本人の主食は実はトマトかもしれない報道が出てきたら、 その出所はまぎれもなく、く〜の試食です。
by healing_blue
| 2009-09-20 21:34
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