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収穫まであと1ヶ月を切った今年のトマト。サレルノのあるカンパーニャから車で約1時間、 プーリア州にホールトマトの主原料のTIPO SAN MARZANOの畑が広がります。 プーリアに入ると風景は俄然田舎の様相を呈してきます。素敵ですよ。特に今から真夏の8月の 伊太利亜の田舎(畑)は、まず間違いなく観光客は訪問致しません 笑 1、遠い(都会から遠いから田舎なのです。) 2、交通の便が悪い(というか、車がないとどこにも行けません。) 3、埃っぽい(畑ですから仕方がないと言えばそれまでですが。) 4、暑い(特に内陸は気温が恐ろしいほど上がります。ちなみに今日は37度を指してました。) 5、その他 ところが、美味しい伊太利亜食材を探し求め、その香味の根源が原材料の品質にあることを 知ってしまった男達は、その食材を育む畑を持つ『田舎』を愛でるのです。 その男達☆というのはコチラ ↓ ☆左からサルヴァ、く〜、く〜の輸入するホールトマトを製造する会社のサルヴァティ氏) ご覧の通り、実はやはりまだ青いものが多かったんですが 見つかりました、かなり赤いトマトが!(まだまだですが) サンマルツァーノタイプというもので、サンマルツァーノと異なりD.O.P.ではありませんが、 トマトソースを造るのに非常に適した美味しい細長いトマトです。 ねっ、美味しそうでしょう? 半分にカットして中を確認。うん、完熟まであと少し! く〜の会社のホールトマト【フォンタネッラ】は 1、濃密な香味を保有し、甘味の中にも程よい酸味 2、色鮮やかなリコピン色 3、トマトが崩れていなくて、しかもサイズが均一 4、その他 ですが、その理由の一つはここにあります。 そうです、トマトの根っこを真っ黒なビニールで覆い、余分な雨水をトマトに与えずに ヴィニールの中に這わせているパイプから地下水を計画的に与えていること。 これによって上に書いた様にとっても美味しいホールトマトができるのです。 サルヴァティ氏は原材料の質、つまりTipo San Marzanoの出来映えがすべてを決める! とまで言い切っている人で、これがく〜をして彼の商品を取り扱うことを決めた 決定打でしたが、そんな彼は週に3日はここプーリアの彼の会社が所有する畑に 通いながら、生育状態を常時モニタリングしているんです。 そんなサルヴァティ氏が丹誠込めて育てたトマトを丸かじりする、く〜。 この日は青いトマトも含めて 笑 1kg近く食べました。世界一トマトを消費する ギリシャ人の1日の平均摂取量の倍以上の量に当たります。 サルヴァティ氏と彼が丹誠込めて育てているトマト。最高のショットです。 周囲にはウォーターメロン(スイカ)や ぶどう等、いろんな果物がなっていましたが、輪作をすることで畑を枯らさないように しているわけです。もちろん、休墾地もありました。 トマトの完熟収穫期&ホールトマト缶生産期に入る来月には、また収穫&生産現場に 立ち会う為に同じルートで訪問することになります。 最高に美味しい食材を大切に責任を持ってお客様にお届けすること。 く〜達のライフワークです。 人生。おいしさ、たのしさ、それを支えるおいしい食材達をお届けする人生に、乾杯!
by healing_blue
| 2009-07-12 12:00
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